食肉検査場で必須の温度計センサー

日本は諸外国のなかでも、非常に多くの精肉を消費する国です。農林水産省が調査をしたところ、国民ひとり当たりの消費量は年間で約40キログラムにものぼることが明らかとなりました。世界一消費をするアメリカ合衆国の次に多く、それだけたくさんの分量を大半の方が口にしていることが証明をされたわけです。牛から豚・鶏のほか、昨今では羊や鹿といったジビエも人気を集めており、デパートやスーパーでも気軽に買い求められる時代になっています。

どの精肉も消費者のもとに届く前に、各自治体が直轄をしている食肉検査場で枝肉にして検査をするのが日本の流通スタイルです。簡単に検査場の概要を見ていくことにしましょう。食肉にとして販売をするには、計200項目の審査をすべてパスしなくてはいけません。食中毒や伝染病の可能性を取り除くことで、安心してわれわれが食することができます。

まず畜産場から出荷をされた個体をすべて枝肉に加工するのですが、施設内には数多くの温度計センサーを設置しており、場内の気温は0度に設定をされるのが特徴です。理由は簡単で生鮮商品を取り扱う現場だからです。温度計センサーは赤外線を照射しており、検査場内部の制御室で数値化をして現状を把握することができます。必ずエアコンとも連動をさせており、1度でも気温がオーバーをするとすぐに温度計センサーがエアコンの出力を強めて0度に維持ができるようにプログラム化をしています。

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